やなべしょうがっこうのホームページ
作品しょうかい2

 川・狐(きつね)・久助君の話・空気ポンプ・決闘(けっとう)

ごんぎつね・ごんごろ鐘(がね)・最後の胡弓(こきゅう)ひき

  川

 「川の中にいちばん長く入っていた者に、柿をやるよ。」 薬屋の息子、音次郎が言いました。久助たちは川の冷たい水の中でがんばりましたが、最後まで入っていられたのは兵太郎でした。しかし、その次の日から兵太郎は学校に来なくなってしまいました。

  狐(きつね) 

kitunekage.gif (2139 バイト) 祭りの晩に村の子が7人歩いていました。その中に、文六ちゃんという男の子がいました。みんな走り出しても、文六ちゃんはうまく走れません。文六ちゃんのげたはお母さんのげただったのです。しかたなく、げた屋さんへ入って、げたを買いました。ところが、げた屋さんのおばあさんがこんなことを言います。「晩げに新しいげたをおろすときつねがつく」 文六ちゃんたちは、神社の祭りのからくり人形を見ました。そのぶきみな動きを見て思い出したのは、あのおばあさんの言葉です。祭りからの帰り道、だれかが「コン」とせきをしました。せきをしたのが文六ちゃんだと気づくと、みんなこわくなりました。文六ちゃんは本当にきつねにとりつかれてしまったのでしょうか。(関連 八幡社)

  久助君(きゅうすけくん)の話

 久助は、お父さんに言われて、学校から帰ってから1時間勉強するようになりました。その日も勉強を終えて外に出てみると、なかのよい友達はだれもいません。さびしく思っていると、むこうから兵太郎が歩いて来ました。

  空気ポンプ

 正九郎(しょうくろう)と加平(かへい)は、自転車屋の留守番(るすばん)をすることになりました。ちょうどそのとき、パンクの修理にお客さんがやってきました。パンクの直し方はわかっています。うまく直すことができたのですが、空気入れが動かなくなってしまいました。

  決闘(けっとう)

 次郎の家では犬を飼(か)い始めました。森川の家でも犬を飼い始めました。作文の時間に、森川が次郎の犬をばかにしたのをきっかけに、二人は決闘をすることになりました。

  ごんぎつね(特別ページ)

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  ごんごろ鐘(がね)

kane.gif (2785 バイト) 戦争中のこと、日本は鉄や銅が足りず、人々はなべやかまを国に寄付(きふ)することになりました。村のごんごろ鐘も、同じように国に寄付されることになりました。しかし、鐘には村人のいろいろな思いがつまっていました。

 

  最後の胡弓(こきゅう)ひき

 木之助(きのすけ)は、胡弓(三味線を小さくしたような楽器)ひきでした。子どものころから、いとこの松次郎といっしょに、旧正月になると、家々を訪れて演奏(えんそう)していました。しかし、年月が流れ、胡弓を楽しみにしてくれる人もどんどん減っていきました。