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八幡社(はちまんしゃ)


文 H9 6年 米谷真未子

 八幡社は作品「狐(きつね)」に出てきます。
 「狐」の主人公の文六(ぶんろく)は祭りの日に新しくげたをおろし、おばあさんから「そんなことをすると、きつねにつかれるよ」と言われます。そして、帰り道に文六が「コン、コン」とせきをしたので、友達はきつねにつかれたと思い、急に文六につめたくなりました。文六自身も自分がきつねになってしまったのかと思い始めます。文六は、家に帰ってこのことをお母さんに話すと、お母さんは、そんなことはないとやさしく教えてくるという話です。
 八幡社は、この作品の中で、お祭りをしている様子がくわしく書かれています。
 南吉は、いつも八幡社を通り、生家とはなれの家を行き来していたそうです。大きくなってからは、八幡社で子どもたちのソフトボールのしんぱんもしていたそうです。
 「狐」に八幡社が出てきたのは、よく行き来していたこともあるし、この場所を好きだったからだと思います。私もお話を書くとしたら、好きな場所を題材にすると思います。南吉も、自分の好きな場所やよく行く場所をお話に出すのだと思います。

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