やなべしょうがっこうのホームページ

安城高等女学校(あんじょうこうとうじょがっこう)


文 H9 6年 市野聡子・松尾友喜
 昭和13年3月17日、南吉25さい。南吉はこの日、英語の中等教員のめんきょ状を努力の末、手に入れました。このとき、南吉の喜びは、口では言い表せなかったと思います。同じ年の3月31日、安城高等女学校の教諭心得(きょうゆこころえ)の辞令(じれい)を受けました。
 南吉は念願の先生となり、希望に燃えてふにんしました。4月4日、入学式。南吉は新入生の担任になりました。このときの月給は70円。けいざい的にも安定し、「私の生涯(しょうがい)でもっとも記念すべき年であった」と回想しています。月給70円というと、いかにも安そうですが、当時はもらう側にしてみればたいへんうれしい額でした。 安城高等女学校時代の南吉の生活は、たいへん充実していたと思われます。

 安城市中央図書館のホームページには、安城高校につとめていたころの南吉のことが、たいへんくわしく説明されています。

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